インタビュー

社員に突撃!インタビュー企画(第11回)確かな自負と、謙虚な姿勢。積み重ねた仕事はプライスレスな宝物になる。 介護と利用者様に向き合い続けた私の15年 ~みつばメゾン川口榛松 介護リーダー 矢野 良二~

「社員に突撃!インタビュー企画」です。みつばで働く社員はどのような考えを持ちどのような仕事をしているのか…?その素顔に迫ります。今回の取材は事業管理総務課 根本が担当します。第11回はみつばメゾン川口榛松 介護リーダー 矢野 良二さんです。

【Profile】

氏名:矢野 良二

所属:みつばメゾン川口榛松

役職:介護リーダー

入社:2023年

前職:介護・福祉業界

 

#矢野さんのあるところ、笑顔と思いやりの花が咲く

根本:本日はみつばメゾン川口榛松の介護リーダー、矢野 良二さんにお越しいただきました。本日はお時間ありがとうございます!

 

矢野:こちらこそありがとうございます。

 

根本:あの、まず1ついいですか?この取材をさせていただいている面談室に来るまで。
何人も榛松の介護職さんとすれ違いましたが、皆さん満面の笑みで挨拶してくださるんですよね。私なんてメゾン川口榛松の事務さんでもなく、見知った顔でもないのに笑顔で挨拶。
温かく迎えてくださってとても素敵だなって。

 

矢野:良かったです。失礼がなかったなら(笑)
でも本当に普通のことですよ?手前味噌ですが、榛松のスタッフは気立ての良い方が多いんです。介護リーダーとして他の施設のことも見聞きしますがみつばに共通した良いところだと思っています。

 

根本:私も同意します。みつばの本当に素敵なところ。雰囲気って、目に見えるようで、見えないようでいて見えるような…。
すみません。語彙力がなくて伝わりづらいですが(笑)

 

矢野:いえいえ、言いたいことは十分に伝わっていますよ(笑)

 

根本:ありがとうございます(笑)それでは襟を正しまして。矢野さんはこのお仕事は何年ほど勤めていらっしゃるんですか?

 

矢野:介護のお仕事は15年目になります。
その前は、自動販売機の設置をしていました。
その前も結構、力仕事をしていたので、ガテン系な(笑)

 

根本:ペットボトルの補充ではなくて自動販売機自体の設置ですか!

 

矢野:そうなんですよ。飲料の補充ではなく、機械を丸ごと設置していました。

 

根本:珍しいし力持ちそうです。お会いした第一印象の爽やかさからは少し意外なような。
以前から力には自信があったのですか?

 

矢野:昔は…ですね。昔は本当に人に筋肉とか見せつけちゃうくらい…。今はだらしなボディです(笑)

 

根本:いや、確かにみつばの半袖のユニホームから見える腕が引き締まっています!
学生時代は体育会系だったんですか?

 

矢野:そうですね、テニスとボクシングを。ボクシングは少しかじったくらいですが、テニスは本格的に、割と長い間やっていて。都大会でベスト8とか入賞したこともあるんですよ。

 

根本:本当にテニスのプリンスですね!そんな矢野さんが介護と出会ったのって、何がきっかけだったんですか。

 

#テニスに打ち込んだ学生時代。「あなた、向いてるんじゃない?」母が見極めた私の適性

矢野:きっかけは母の言葉ですね。私の母は看護師だったんです。丁度、私も自宅にいるタイミングで祖父に介護が必要になり、自宅で看ていたんですよね。私もできることは積極的に参加していました。すると母が「あなた向いてるんじゃない?」と。
私の性格に合うんじゃないかという母の直観と、これから業界的に伸びていく背景を聞いて、思い切ってこの世界に飛び込みました。

 

根本:矢野さんのおじいさまへの接し方から、お母様は15年後の今の矢野さんの姿を想像していたのかもしれませんね。
何か、実際に介護士として働いてみてギャップはありましたか?

 

矢野:ギャップかあ。ギャップはあんまりなかったんですよね。
実は私の叔父が知的障がい者のためのデイケアをやっていて。そこにボランティアとして行ったりもしていたので。
最初は老健(※1)に入社したんですけど、精神の障がいの方に対しても「ああ、こうだよな」と。入り口が入りやすかった分、起こることは想定の範囲内というか。
当時、介護職は所謂3Kとか。いろいろKはありますが、給料が安い、キツイ、くさい、とか。「どうしてこんな大変な仕事を?」って面接で言われた記憶があります。
でも私は「他にも大変な仕事、たくさんあるのにな」くらいに思っていました。

 

#介護の好きなところ。いっぱいありすぎると笑う。熟考の末「人との関わり合いが楽しいです」

根本:そうして始めた介護のお仕事。やっていて嬉しいことや好きな部分を教えてください。

 

矢野:嬉しいことか。そう言われると困ってしまいますね(笑)
この仕事で嬉しいことなんて、いっぱいありすぎて、果たしてどれが嬉しいことなのか(笑)
ただ、1つ挙げるとするならば、当たり前にやった仕事に対して、一番身近で、一番の当事者で、一番のお客様である利用者様に率直な評価を頂けること。
うまく言えないんですけど、当たり前にやったケアに、当たり前に反応してくれる。
上手くいけばありがとうと言ってもらえるし、ご機嫌が悪かったはずなのに喜んでくれたり。そういう繋がりってすごく楽しいなって思いますね。

 

根本:わかる気がします。例えば営業なら、探客して商談して、契約を勝ち取って、数字に表れてやっと社内ですごいねって。
お客様のために頑張り続けて、成果を出し続けてやっとありがとうと言われたり。
日々の仕事の1つ1つ。営業でいえば探客1つ。商談1つ。その1つ1つにフィードバックがもらえる。それが感謝だったらもう!嬉しい!と(笑)

 

矢野:その通りです(笑)

 

#辛いこと。しんどいこと。介護の仕事をまるっと受け入れればそんなものはないのかもしれない…?

根本:反対に辛いと感じることはありますか?

 

矢野:正直ないんですよね。ぶっちゃけて言ってもない(笑)
それは本当で、こんなこと言っちゃって良いのか分からないですが、
介護の仕事が好きでやってるので。辛い、面白くない、嫌だ、仕事に行きたくないなって仕事はしたくないんですよね。

 

根本:したくない。けどやらなきゃいけないってこともあるのでは?

 

矢野:もちろん自分の中で仕事が立て込んでいるなとか。その状況に対する焦り、みたいなものはたまに感じますが、利用者様との関わりで嫌なことはないです。
何が重いとか。排泄がくさいとか。排泄なんてくさくて当たり前だし、自然に生きている上でついてくるものを拒絶していても仕方ないですしね!

 

根本:介護士さんはみなさんそうなんですかね?

 

矢野:きっと始めたての方なら、お看取りが辛いとか。対応が難しい時がある利用者様にどう接してよいか分からないとか。そういった悩みはあると思います。
私も始めはそうでしたから。今、そう感じている方も多くいらっしゃると思います。でもそれは必ず乗り越えていける。その乗り越えた経験が蓄積されれば、きっと良い意味で少しづつ心が楽になっていくと思うんです。いや、ここは強調しておこうかな。
絶対そうなっていきます!

 

根本:ベテランらしい。素敵なお話をありがとうございます。
15年間、介護というお仕事に向き合って、利用者様に向き合ってこられた中で、
印象深いエピソードがあれば教えていただけますか?

同僚とも仲良しな矢野さん(写真右)

#宝物は私の手元じゃなくて良い。離れていても通じる心と、思い出はあの人のお部屋に。

矢野:そうですね。担当させていただいた利用者様の話なんですけど、
私が施設間異動になった時、そのことを説明したら「あなたがそう移るんなら、私も連れてってちょうだい。そして今までと変わらず一緒に暮らしたいわ」って言ってくれたんです。

 

根本:矢野さんのこと大好きじゃないですか!
そんな風に思っていただける秘訣はあるんですか?

 

矢野:秘訣はないですが、長年の経験から、自身の介護スタイルは確立していて。
コミュニケーション技術には少し自負があります。
その対応に喜んでもらえて、私がいるときは私を頼ってくれたのかも。

 

根本:少し教えていただくことって可能ですか…?

 

矢野:難しいですよ?
例えばちょっとしたボディタッチでも。
利用者様と自分の心の距離を測りながら、ポンと触れたり。
話すときにトントンとしたり、背中をさすると人って穏やかになるんです。
この人にはこれはどうかな。あれはどうかな。と引き出しの中から少しずつ試しながら。

もちろんこの人は触れられたくないんだ!とか。この人は“今は”触れられたくないんだ!とか。
常に心と心の距離を測って、不快にしないことが大前提です。

 

根本:すごく深くて難しそうですね。少し話を戻して「私も連れてって」と言われ、当時どうされたんですか?

 

矢野:その方の元の施設より、少し設備が古い施設への異動ということが分かっていたので。
「私も一緒に暮らしたいですが、そっちに移っちゃうと今みたいなこういう暮らしができなくなっちゃいますよ」とちゃんと説明して。

 

根本:今はもう関係はなくなってしまったんですか?

 

矢野:いいえ!異動をしてからもちょくちょく顔を出してみたり。どうしても、私も会いたくなっちゃうんですよね(笑)
その方、私がお会いすると涙を流して喜んでくださるんです。
今度、その方の施設で納涼祭があるんですけど手伝いで呼ばれているんです!!

 

根本:前職とも、もちろんその利用者様とも。素敵なご関係ですね!

 

矢野:私は会社が変わって、もう数年経ちますが宝物があって。

 

根本:お!なんですかなんですか??

 

矢野:実はもうその会社は辞めているんですけど、私とその利用者様のツーショットの写真が、その方のお部屋にいまだに飾ってあるんですよ!!

 

#まるで映画のワンカット。そんな宝物をあなたはどこで、どうやって?

根本:人と人が関わる中で、本当に信頼し合えることなんて少ない。それが仕事でもできる可能性があるものが介護なんですね。

 

矢野:介護の仕事って、その方が生きていくために必要なことを、ちょこっとお手伝いをする。そんな仕事ともみれるんです。
その人が必要なケアを日々行う。そこに正しい気持ちがあれば、それが伝わって、
理想的な関係に近づける。
私のエピソードを目指して介護を。というのは少し違っていて、目指してしまうのは少し危ないんです。
目の前の利用者様に必要なケアが私の仕事で、そのケアをどんな心で行うのか。
きっと正しい気持ちも、正しくない気持ちもすぐに伝わってしまいます。
だって介護士と利用者様の物理的距離はすごく近いことが多いから。
真摯な心で日々のケアを積み重ねた結果、利用者様からどんな反応があるのか。
それも介護の仕事の醍醐味と言っていい面白い部分です。

 

根本:ありがとうございます。とても難しいと感じましたが、なぜか妙に納得しています。
矢野さんのご経験に裏打ちされたお言葉に、説得力を感じています。

 

#みつばへの興味が高まっているあなたへ。矢野さんから言葉のプレゼント

根本:みつばにご関心をお寄せいただいている方も多くいらっしゃると思います。
みつばの良いところを教えてください。

 

矢野:大雑把に言うとみつばは環境が良いです。
人間関係、残業時間、どこを切り取っても不満はありません。
でもずっと介護の仕事をしてきて一番いいな。と思うのは、1日の中でゆとりがあること。
どうしても介護の仕事ってバタバタしてしまうんですが、みつばでは時間に追われずゆっくりケアや利用者様に向き合うことができる。
これは住宅型と訪問介護を組み合わせた強みですね。
1つ1つのケアの時間が決まっている。ケアの中で会話も楽しめたり、例えば利用者様にも「お風呂ってこんなにゆっくり入れるの?」と驚かれちゃうこともありました。
介護の現場において適度で適切なゆとりは働く方にとっても良いし、利用者様も気持ちが良いんじゃないかなって思っています。
もしご興味をお持ちいただけたのなら、是非一緒に働きましょう!

 

根本:素敵なメッセージ、ありがとうございます。
それでは、本日はここまでとさせていただきます!
本日のインタビューは、矢野あるところに笑顔あり!!みつばメゾン川口榛松、介護リーダー、矢野 良二さんにご協力いただきました!

ありがとうございました!

(インタビュアー:事業管理総務課 根本)

 

(※1 老健:介護老人保健施設の略。高齢者が在宅復帰を目指すためのリハビリを中心とした施設)