インタビュー

社員に突撃!インタビュー企画(第4回)事務長って聞くとすごく大変そう。でも、やってみたらできないことはない。 みつばはなりたい自分になれる場所 ~事務長 林陽香~

「社員に突撃!インタビュー企画」です。みつばで働く社員はどのような考えを持ちどのような仕事をしているのか…?その素顔に迫ります。今回の取材は事業管理総務課 根本が担当します。

第4回はみつばメゾン志木弐番館事務長、林陽香さんです。

【Profile】

氏名:林 陽香

所属:みつばメゾン志木弐番館

区分:事務長

入社:2021年

前職:事務員

出身:立命館大学

 

 

#現在は頼れる事務長。だけどそれまでには紆余曲折があったんです

根本:本日はよろしくお願いします。林さんはとてもお若いながら、しっかりと事務長の任務を全うされていると、社内で評判です。第二新卒で入社されたんですよね?

 

林:そうです。ピカピカの新卒ではありませんが、社会人生活1年以内での転職でした。

 

根本:それはもう新卒扱いでいいかもしれませんね。十分ピカピカです。社会人1年目での転職。相当勇気が要るものだったと推察します。そこにはどんな理由があったのですか?

 

林:簡単に言えば失敗です(笑)前職が車関係の会社の事務だったのですが、私は最初から車には全く興味がありませんでした(笑)じゃあなんで入ったんだよ~と言われてしまいそうですが、実際に働いてみても結局しっくりきませんでした。

 

根本:車に全く興味がないのに、なんで入社されたんですか?(笑)

 

林:聞かれると思いましたよ!実はその会社にお知り合いの方がいて、お誘いいただいて入社したんです。所謂コネ入社ですね(笑)

 

根本:そうだったんですね。就職活動なんて、できればしたくないですもんね。でも、お知り合いの会社なら、より一層、転職に踏み切るには思い切りが必要な気がします。他に転職しようとしたきっかけはあったんですか?

 

林:はい。私の最優先事項は『長く安定して働けること』です。前職の営業さんたちは毎日深夜までお仕事をされていました。休日出勤も常態化していて、事務職の私はそんなに残業を強いられることはなかったのですが、どうしても『従業員を大事にしていない会社だな』と思ってしまいました。そのような会社で長く安定して働くイメージがつかなかったことが、転職の大きな理由です。                 

 

根本:ありがとうございます。長く安定して働ける仕事を探す中で、様々な企業の中からみつばを選んだ理由は何だったんですか?

 

#長く安定して働きたい。未経験で門を叩いた当時の不安。現在では?

林:みつばを選んだ理由は『つぶれなさそう』と思ったからです。高齢化が加速していく日本で、老人ホームなどの需要はより一層高まっていくだろうと思いました。

 

根本:会社が倒産しないことが、林さんの『長く、安定して働く』という大切な価値観に繋がりそうですね。そうしてみつばに入社が決まってリスタート。期待もあれば不安もあったと思います。

 

林:不安だったのは、とにかく未経験だったこと。介護業界についても未経験ですし、事務業務もそんなに得意ではなく、Excelを使いこなせるわけでもありませんでした。右も左もわからなかったことが、とても不安でした。

 

根本:確かに、わからないところに飛び込むのはとても不安だったと思います。実際に入社して、その不安はどうなりましたか?

 

林:入ってみたら『何とかなるもんだな』というのが正直な感想です。パソコンも得意でなくとも活躍されている先輩方もいらっしゃいましたし、詳しい上司にわからないことを聞きやすい雰囲気もありました。

 

根本:私もみつばで仕事をしていて『人の良さ』を感じる瞬間がよくあります。分からないことを質問したら、それ以上に教えてくれるんです。

 

林:本当にそうなんです!1を聞いたら10教えてくれるくらい!(笑)そんな企業文化を感じて仕事をしているので、事務長になった今も『育てる』ことを意識しています。

 

#事務長の仕事とは?もっとも近いのは施設の何でも屋さん…?

根本:ちょうど今、事務長というワードが林さんから出ましたが、事務長さんはどのようなお仕事をされているのですか?

 

林:一言で『こんな仕事です』とは言い表せません。施設にかかわる事務全般を担いますし、ヘルパーさん(介護職員)がやる仕事以外の仕事なら何でもやります!施設の何でも屋さんみたいな!

 

根本:お!一言で言い表せてるじゃないですか(笑)総務の私から見ても、林さんのおっしゃる通り、事務長の皆さんのお仕事は多岐にわたりますよね。

 

林:そうなんです!請求業務などの普段の業務から、救急搬送があれば手配や付き添いも行います。柔軟さが求められる仕事ですね。

 

根本:ありがとうございます。そんな大変な施設業務をこなし、入社3年目で事務長になりました。スピード出世のための秘訣はなんですか?

 

林:そんなものありません(笑)そもそも、私が事務長になるなんて入社するときは思ってもみませんでした。でも、入社した施設でその時の事務長や事務長代理にはとても気にかけていただきました。そんな中、目の前の仕事に誠心誠意取り組みました。それだけです。だから、誰にでもできることなのだろうと思っています。車に無関心でも車関係の会社に就職してしまう私ができたので!(笑)

 

#事務長として、心がけていること。ヘルパーさんや医療職さんものびのび働ける環境にするために

根本:恐縮してますね。そんな謙虚なところが、林さんの株をさらに上げている気がします。

ではやはり、そんな林さんが仕事で大切にしていることも同じように誠心誠意ですか?

 

林:そうですね(笑)誠心誠意。あとは、事務長として、自分が不機嫌な時も、難しい仕事をしてしんどい時も、周りのスタッフに悟られないようにしていますね。一応私の立場として、スタッフの皆さんが働きやすくなるように工夫しています。

 

根本:大切だと思います。入社したての頃は、私もなんでも周りに相談ができてよい環境だなと思っていました。そんな中、バリバリ仕事をこなす上司の方がかっこよくて。そうすると林さんのように事務長など立場があると一人で抱え込んでしまうようになるんですか?

 

林:いいえ。一人で抱え込んでもよいことがないので、その時は私は介護リーダーさんとお話をするようにしています。ここだけの話、愚痴や弱音も話しています。

 

根本:安心しました。施設を引っ張るお二人だからこそ、話せることもありそうですもんね。

 

林:そうですね。だから一人で抱え込むことは、みつばにいたらないんじゃないかな、と思います。

 

#今後の目標は自分のいる施設を『いい施設に』したい

根本:ありがとうございます。長く安定して働く環境を求めてみつばにきて、目の前の仕事を一つ一つ真摯に取り組んで事務長になりました。今後のご自身のキャリアはどのように描いているのですか?

 

林:難しいですね…何度も言っているように、私が事務長になるなんて思ってもみませんでした。それでなんとかかんとかやっている状況なので、今、例えばもっと昇格することなどは、あまり考えていません。でも、いま私がいるみつばメゾン志木弐番館を、『いい施設』にしたいですね。

 

根本:シンプルでいてとても素敵です。林さんにとって『いい施設』とは?

 

林:『いい施設』とは、全スタッフが働きやすい、相談しやすい施設です。なにかトラブルやアクシデントが起きても、すぐに対応できる。だからご利用者様やそのご家族が安心して日常生活を送れる。そんな施設です。

 

#求職者の方へ。不安は真剣さと比例するもの。それだけ大切に考えているということ

根本:とても素敵な定義で、私は何も言うことがありません。それでは最後に、林さんから求職者の皆様にメッセージをお願いいたします。

 

林:む!大事ですね。ちょっと考えますね…(かなり真剣に考えて)やっぱり、何か『変化』を起こすときは不安だと思います。でもその不安は、皆さんがそれだけそのことに真剣になっている証拠なんじゃないかと思います。不安がない人なんていない。だから、不安でも、説明会に行ったり、応募ボタンを押してみたり、一歩だけ、踏み出してほしいです!

 

根本:きっとたくさんの人が勇気づけられたと思います。

 

林:あとは、人生は何度でもやりなおせる。ですかね。第二新卒も、まさにそのよい例です。なりたい自分になるために、勇気をもって一歩踏み出す。大変だけど、きっと、未来にはなりたい自分が待っています。

 

根本:素敵なお話をありがとうございました。みつばメゾン志木弐番館事務長、林陽香さんでした。(インタビュアー:事業管理総務課 根本)