その素顔に迫ります。今回の取材は事業管理総務課 根本が担当します。第3回は運営企画1課 課長 兼 エリアマネージャーの山岸麻衣子さん(写真左)と、みつばメゾン新座南棟事務長の猪首亜希子さん(写真右)です。
【Profile】
氏名:山岸 麻衣子
所属:運営企画1課
役職:課長 兼 エリアマネージャー
入社:2020年
前職:家具職人
氏名:猪首 亜希子
所属:みつばメゾン新座南棟
役職:事務長代理
入社:2022年
前職:大学職員
#フラットで、気兼ねのない先輩。でもみつばの仕事のお手本な先輩
根本:本日は朝霞志木エリア エリアマネージャー補佐の山岸さんと、みつばメゾン新座南棟事務長の猪首さんにお越しいただきました。面接前から和やかな雰囲気で談笑されていましたが、お二人の関係性は?
猪首:私がみつばの仕事を学んだ、先輩です。
根本:そうだったんですね、それではお2人は師弟関係にあるということですか。
山岸:そんな堅苦しいものじゃありません(笑)でも、私が猪首さんが入社される際の、面接を担当したんですよ!
根本:そうだったんですか!面接時の猪首さんのご印象は覚えてらっしゃいますか?
山岸:もちろんです!採用の決め手がありましてね…猪首さんは1つの芯を持ったかっこいい女性なんです。自信をもっていて頼もしく感じて、思わず採用をプッシュしました。
根本:ありがとうございます。そう言われて猪首さんはいかがですか?
猪首:そんなこと全然ないんです…。でも、山岸さんにそう評価していただけるのは、素直に嬉しいですね。私から見た山岸さんは、みつばでの仕事のお手本なんです。色々なお仕事をしていますが、どれも山岸さんの背中を見て学ばせていただきました。なんでも相談しやすいですし、本当にお世話になっています。
山岸:ありがとう(笑)
根本:良いですね。お2人の関係性に、あまり上下関係を感じません。
猪首:そうなんです!フラットな関係ですね。
#充実した前職。転職を考えたきっかけって?
根本:それでは話を、入社前に遡りましょう。小耳に挟んだのですが、山岸さんは家具職人をされていたのだとか。
山岸:そうなんです。特注で家具全般を作っていました。
見積もりやお打ち合わせ、材料を手配してから実際に制作過程まで手掛けていました。
根本:すごいですね。
山岸:大きな戸棚などは運ぶのも一苦労なんです。ただ、量販店では通らない細かなオーダーができるので、こだわりを持ったお客様に喜んでいただけたときはとても嬉しかったです。
根本:なんだか、家具への愛があふれていますね。猪首さんはどんなお仕事を?
猪首:私は大学の入試広報課で事務員をしていました。広告代理店と広告制作を進めたり、オープンキャンパスや入試の手伝いをするなど広報に限らず様々な業務を担っていました。
根本:なるほど、なんだかお2人とも前職を満喫されているような…。
言葉にするのが難しいので、ストレートにお聞きしてしまいますが、
充実した前職から転職を考えたきっかけはなんですか?
山岸:私は自分の時間がなかったからです。確かに好きな仕事でしたし、充実はしていたんですけど、月に1日お休みがあったかなあ…と。(笑)
猪首:とてもお忙しかったんですね!
山岸:そうなんです。だから自分の時間、家族との時間を求めて転職しました。猪首さんは?
猪首:私は山岸さんには面接の際も話したのですが(笑)
大学事務は派遣だったんです。希望しても3年で打ち切り。他の大学に派遣していただけるお話もあったのですが、子供も手離れしてきて自分最優先で仕事をしたいなと。あとは大学事務の派遣から大学事務の派遣ループに入ることに少しだけ不安があったんです。
#転職の軸ががっつりとみつばにマッチ。簡単に軸を作る方法も?
根本:詳しく教えていただきありがとうございます。そんな中で、転職をする自分の軸のようなものはあったんですか?
山岸:私はあまり堅苦しくない方がよかったです。新しく入っても裁量権が与えられて、自分の得意を伸ばせる会社がいいなって。不得意なことは持ちつ持たれつでやっていこうと思っていました。
根本:私も社長と最終面接をした際に自分の得意で尖っていってほしいとお話しいただきました。
全社員に浸透している考えのような気がします。猪首さんはいかがですか?
猪首:私は転職の際にやりたくないことを紙に箇条書きにして、そこに上がらなかった仕事に就こうと考え実践しました。
根本:おお!これは求職者の皆さんにも参考になる考え方かもしれませんね。そして勝手に軸が出来上がっているという(笑)
猪首:たしかに!(笑)
#転職の決め手も人それぞれ。『様々な経歴の職員が活躍している』みつば
根本:そんなお2人の軸で、転職活動をして、最終的にみつばに入社を決めた。決め手は何だったんですか?
猪首:私は正社員で労働期間の縛りなし。自宅から通いやすかったからです。
根本:すごく合理的ですね。
猪首:そうかもしれません(笑)でも、大学事務で学生さんと接するのが好きだったので『人とかかわる仕事』は絶対に外せない条件でした。
根本:ありがとうございます。山岸さんはどうですか?
山岸:私はきっかけ、ありますよ。みつばの求人広告の一文。『さまざまな経歴の方が活躍しています』この一文に心打たれました。ご存じですか?
根本:あれですよね。元数学教師や司法試験浪人など、様々な経歴の方が活躍していますみたいな。
山岸:それです!すごくいいな。と思って入社を決めました。
#介護事務ってどんなお仕事?
根本:求人広告の担当としては、これ以上嬉しいことはありません。
ありがとうございます。
それでは、今、どんなお仕事をされていますか?
山岸:来た球を打つ!って感じです。
根本:その心は?
山岸:ルーティンワークも一部ありますが、ご利用者様が暮らされている当社施設では、いろんなことが起こります。ものすごい変化球が飛んでくることも多くて、時に打ち逃してしまうこともありますが、流動的な『生活』の中でできることをやっています。
猪首:実際の介護などヘルパーさんじゃなきゃできないことがあって、そんなヘルパーさんたちが困ったとき、力になってあげられるようなことをしたいです。洗濯機が動かない!となった時、どうするかは状況にもよりますけど、『後で』じゃなくて『今』対応しなきゃ!と。
#仕事において譲れないこと。それはご利用者様、ケアをする職員ファースト。
根本:そんなとても流動的なお仕事の中で、大切にされていることを教えてください。
山岸:筋を通すことと現場第一主義です。ご利用者様ファーストで、ご利用者様が日常を送るためにへルパーさんがいる。だから、縁の下の力持ちとして頑張っています。
猪首:未経験でこの業界に入って、最初は『私が車いす、押して大丈夫かな…』から入りました。だから、わからないことはすぐに聞く。そして今の自分にできることをやろうと思って働いています。
#日常の中に喜びを見つけられる職場がみつば
根本:お仕事をされる中でのエピソードを教えてください。
山岸:ご利用者様は特別な人というわけではありません。だから、そのご利用者様の日常も、特別なことがあるわけではありません。でもその中で、少しでも素敵な日常にしていただくために、自分がされて嬉しいことをする。嬉しいことを話すようにしています。そうすると、ご利用者様との間で、ちょっとのことでも、1日1回は嬉しいことがあるものです。
根本:一つお聞きしてもよろしいですか?
山岸:ご入居されてから、ごはんを全然食べられないご利用者様がいらっしゃいました。表情も硬く、声を聞いたこともありませんでした。でも毎日、根気強く、楽しいお話を、と話しかけていたら、ある日、朝起きた時の訪問で表情が全然違ったんです。きっと施設に慣れて、その方らしさが出たんだと思います。初めて声を聞いたときはとても嬉しかったですね。
猪首:私は、ご利用者様が体調不良になった時、みんなで協力して対応しました。翌日お熱が下がって『ありがとう』と言っていただいたとき、すごく嬉しかったです。
山岸さんの言う通り、何か特別なことがあるのではなく、毎日の『日常』の中に、喜び合える瞬間が転がっているのだと思います。
#みつばも満喫するお2人の今後の目標とは…?
根本:とても素敵なお話をありがとうございます。
それでは未来を見据えましょう。お2人のキャリアの中で今後の目標は?
猪首:私は山岸さんのように、1つの施設を持つことです。
その中で、施設で暮らすご利用者様のためになることをやっていきたいです。
山岸:私は、エリアを統括する事務長のリーダーとして、複数施設に目が届くようなエリアマネージャーを目指したいです!
#届け。求職者の皆様へ
根本:最後にお2人から求職者様へのメッセージをお願いいたします。
猪首:みつばは働きながら、これからの人生に役に立つことが学べる職場です。
薬の知識とか、救急搬送の対応とか、病院の対応とか、無駄になることなんて一つもない仕事です。
山岸:今までのご自身の経験に、自信をもってきてください!何でもよいです。ご自身のすべての経験が、活きる仕事がみつばにはあります!!
根本:カッコよく締めてくださりありがとうございました。本日のインタビューは、課長 兼 エリアマネージャー山岸麻衣子さんと、みつばメゾン新座南棟の猪首亜希子さんでした。(インタビュアー:事業管理総務課 根本)