インタビュー

社員に突撃!インタビュー企画(第2回)1通のスカウトで動く運命があった。人生の一期一会を大切に。 みつばだからうまくいったスタート ~運営企画6課 課長 兼 エリアマネージャー 佐藤貴之~ 

「社員に突撃!インタビュー企画」です。みつばで働く社員はどんな考えを持ちどんな仕事をしているのか・・・?その素顔に迫ります。今回の取材は事業管理総務課 根本が担当します。第2回は 川崎元住吉で勤務する佐藤貴之さんです。

 

【Profile】

氏名:佐藤 貴之

所属:運営企画6課

役職:課長 兼 エリアマネージャー

入社:2018年

年齢:45歳

前職:舞台美術

出身:明治大学

 

#芸術の道から司法試験に挑戦。喜びや難しさの中で自分と向き合った

根本:本日はエリアマネージャーの佐藤貴之さんにお時間をいただきました。ありがとうございます。

 

佐藤:いえいえ、こちらこそありがとうございます。

 

根本:早速なのですが、佐藤さんはみつばにご入社されるまでの間、どんなことをされていたのですか?

 

佐藤:大学を卒業してから約10年、フリーランスで舞台美術を担当していました。

 

根本:すごい、芸術の道を歩まれていたんですね。嬉しかった瞬間などはありますか?

 

佐藤:そうですね、開演してお客様が入ってくると、場内がざわざわとするんですけど、その時に、舞台の装飾などを褒めてくださる声が聞こえてくると、すごく嬉しかったですね。

 

根本:そこで10年ほどやられた後は何を?

 

佐藤:司法試験を受験していました。舞台美術が思い入れのある仕事だったので、どうせ辞めるなら覚悟を、と。日本一の試験を受けてみたくて、ロースクール(法科大学院)に通いなおし、司法試験受験をしました。

 

根本:どうせやるなら日本一。カッコいいですね。でも、日本一というだけで、大変な勉強を続けることは難しいと思っています。『こんな弁護士になりたかった』とか、動機の部分を深堀させてください。

 

佐藤:ありがとうございます。おっしゃる通り、弁護士になりたかった。その動機は、犯罪を犯した方にも、一人くらい味方になってくれる人がいてもいいんじゃないか?という素朴な疑問でした。

その味方に自分がなってもいい。そう思って勉強していました。

 

#悩める転職活動。そんな中届いた1通のスカウトメール

根本:ありがとうございます。やさしさのような、やさしさとはまた違ったもののような。なんだか佐藤さんらしいと思いました。そんな思いから、就職に舵を切る部分、教えていただきたいです。

 

佐藤:そうですね。司法試験には受験できる回数制限があるんです。その制限が来てしまって、このままフリーで舞台美術の仕事を続けるか悩みました。一般的な『勤める』という経験のない私を、雇ってくれるところがあるのかも不安でした。実際、弁護士事務所なども面接に行きましたが、駄目だったんです。

 

根本:人生の分かれ道のような時間だったのですね。そこからみつばに就職しました。介護業界に狙いを定めていたんですか?

 

佐藤:全くです。介護業界未経験。何も分からない。だけどそんな時、スカウトメールが来たんです。とりあえず話だけでも聞いてみるか。それくらいの気持ちで面接に向かいました。

面接に行ってみると思いの他話に花が咲いて、運よく採用いただきました。

 

#就職についての不安。実際に挑戦して振り返った時、たいしたことなかった

根本:1通のスカウトで動く運命があるみたいですね。入社までの経緯がよくわかりました。

そうして入社して、不安だったことはありますか?

 

佐藤:まず、正社員で企業に雇われるのが初めてでした。もうそこから不安で。決まった時間に起きて出社するのが不安な状態。ほんとに大丈夫かと(笑)

 

根本:確かにそれは不安ですね。そんな不安を抱えて実際に入社してみて、その不安はどう変わりましたか?

 

佐藤:何とかなるもんだな、と思いました(笑)やってみるとたいしたことない。不安は全くなくなりました。上司や先輩もなんでも相談しやすく、ありがたい環境でしたね。

 

#エリアマネージャーってどんな仕事?

根本:月日が流れ、現在はどんなお仕事をされていますか?

 

佐藤:エリアを持つマネージャーとして、求職者の方の面接をしたり、施設の仕事をしたり、入居希望者がみつばで対応可能な方かの判断をしに行ったりしています。

 

根本:実調というやつですね。

 

佐藤:そうです。

 

根本:お仕事をされる中で何か、大切にしていることはありますか?

 

佐藤:『仕事を選り好みしないこと』です。任されたことはやってみる。

あとは、些細な問題の芽を最初のうちに摘んでおくことですね。後回しにして、跳ね返ってきて困るのは自分ですから(笑)

 

根本:お仕事の中でやりがいや大変なことは?

 

佐藤:ご利用者様のちょっとした変化に気がついて対応できた時は、やっぱり嬉しいですよね。あとは、マネージャーとして求職者様の面接もしているので、担当して採用した方が活躍されているのなんかを聞くと、素直に嬉しくなります。

大変なのは、ご利用者様が体調を崩されたとき。でも、どうにかしようという思いがあれば、緊急なら救急車!と動けることだと思うんです。

 

根本:佐藤さんから見て、この仕事が向いている方はどんな方でしょう。

 

佐藤:なんでしょう。柔軟に対応できる方なら大丈夫だと思いますよ。

私もこれまで、特に何か特別なことをしてきたわけではありません。

施設で起こることに、柔軟に対応してきただけです。

 

#新規出店の立ち上げ。どこまで昇格しても挑戦は終わらない

根本:今後の目標はありますか?

 

佐藤:実は新規出店する新しいエリアに異動することが決まっているんです。

まっさらな状態から始まるわけですから、まずはそこを安定させたいかな。

後は後進の育成ですね。みつばは新しい人を育てよう、教えようという気持ちがとてもある会社です。そうした上司と環境は揃っているので、安心して入社してもらいたいですね。

 

#たくさんの求人、たくさんのスカウト。最初は軽い気持ちでも、一歩踏み出してみよう

根本:それでは最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

 

佐藤:まずは応募自体を躊躇ってほしくないなと思います。とりあえず話聞きたいな。くらいで面接にお越しいただいても構わない。いつの日かの私のように(笑)

是非、でなくてもいいんです。やってみると、意外と楽しいかもしれませんよ。

 

根本:素敵なお話をありがとうございました。(インタビュアー:事業管理総務課 根本)